AIM(エイム) ISSUE.17
商品詳細
発売日
2018/10/25(木)
価格
¥1,500(税抜)/¥1,620(税率8%)
仕様
■B5サイズ変形(縦235mm×横182mm)
■オールカラー、160ページ
ISBN
978-4-907314-23-1
クリエイティブな場所にはクリエイティブな人々が集まり、そういうところには文化が生きている。 街は生きた文化空間である。今、ソウル、韓国で最も人々ににぎやかな街、弘大に行ってみよう。華 金や土曜日の夜であれば、あふれる人々の間であちこちひっかかれる覚悟はしていくのがいいだろ う。若者が集まると言っても、必ずしもそのエリアが若いというのではない。文化があり、その文化 を生産する生産者、消費者が活発にコミュニケーションし、絶えず呼吸し生きていてこそ若い所と いえるのだ。同様に若者が多く訪れる新村や梨大、今はジェントリフィケーションでほぼ死んだ街 になってしまった狎鴎亭ロデオ通りなどは、文化の生産者が不明で、その地域の持つ文化的アイデ ンティティが曖昧なため、その場所を指して新村文化、梨大文化、狎鴎亭文化とは言わない。そう いう意味でも、今弘大は韓国のユースカルチャーを代弁するのに最適な場所である。
なぜこのように人々が弘大に集まり、どのようにして弘大が活性化したのか、また、弘大という空間 が人々にとってなぜ特別なのか。弘大の過去と現在、未来の弘大の立体的な姿を眺望してみようと 思う。(今号では弘大エリア、弘大前、弘大の街などをひっくるめて「弘大」で統一)
※本誌名である「AIM(エイム)」は「Asia Interest Mook」の頭文字より由来。
※AIM ISSUE.10より「Asia Interest Magazine」から「Asia Interest Mook」へと名称が変わりました。
〈内容〉
Theme 1 弘大のホットスポット
01 弘大入口駅交差点 大通り側
02 モクチャゴルモク(食べよう路地)
03 ゴッコシップンゴリ(歩きたい道)
04 駐車場路地
05 クラブ通り
06 ピカソ通り
07 弘大前の公園
Theme 2 Landmark of Hongdae
01-1 弘大 インディーズ精神の継承者、KT&G サンサンマダン
01-2 日本発、Music and City Festival Vol.1 @ SangSangMadang 公演後記
02 弘大 ストリートカルチャー クリエイターの結合、ホテル RYSE、Autograph Collection
03 弘大文化の支援地 弘大美術学部
04 バスキング(路上ライブ)の聖地 ゴッコシップンゴリ
Theme 3 弘大のグルメ店めぐりwith 新人俳優 ジョ・ドンウ
Theme 4 弘大ピープル
01 弘大木造形家具学科、在学生オ・ゴンが紹介する弘大の癒しスポット
02 私にとって弘大は、コーヒープリンスの思い出の場所 – パク・スギョン
03 Musician Jacoby
04 ヒップホップレーベル「VMC」
05 情熱の塊、「ヴィンテージブラザー」の若いスタッフたち
Theme 5 弘大の新しい波
01 出版社運営のブックカフェと独立書店:本と読者、作家が疎通する空間
02 大学路から弘大に移ったコメディ劇場
03 日本料理店と日本風居酒屋のブーム
04 複合文化空間の登場:オッチョダガゲ、延南バンアッカン、1984
05 弘大地域の拡張 : ヨントラルパーク、合井洞(ハプチョンドン)、 上水洞(サンスドン)、望遠洞(マンウォンドン)…
Epilogue 違うようで似ている韓国と日本のユースカルチャー、 弘大で発見された日本流
Photo Essay ライブハウスに集まった人々